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株式会社日本一ソフトウェア 『真 流行り神』

Category : ゲーム
真 流行り神真 流行り神
(2014/08/07)
PlayStation Vita

商品詳細を見る

シリーズ3タイトルで一度エンドマークのついたホラーアドベンチャーシリーズ『流行り神』が、「真」の文字を冠して帰ってきました。
プラットホームはPS3とPSVita。
開発・販売ともに日本一ソフトウェアです。

S県C村で殺人事件が発生。
発見された遺体は、両目を鋏で貫かれていた。
東京地裁で公判中の元大学教授・関本が、この殺人事件の情報を持っていると発言したことにより、司法取引をへてその身柄がC村分署へ移された。
関本の対応には、分署に設けられた窓際部署”特ラ課”が受けもつことに。
そんな関本は特ラ課メンバーにこう告げた。
「この事件は都市伝説”ブラインドマン”の仕業」だと―――といったイントロ。

この『真流行り神』は今までのシリーズと違い、オムニバス形式ではなく、基本ルートである「ブラインドマン編」から他ルートへ選択肢で分岐していく展開となります。
ルート数は隠しルートも含めて全部で9つです。
ほか、旧シリーズとの相違点は、
・新システム「ライアーズアート」搭載。
・「セルフクエスチョン」システム削除。
といったとことでしょうか。
既読スキップも含め、全ルートクリアの所要時間は大体20時間程度でした。
(ただし、データベースの収集率は91%、バッドエンドも全部は回収していません。)

で、プレイしての感想ですが。


なぜ「流行り神」のタイトルで出した。


これに尽きました。
全く新しいアドベンチャータイトルだったら、まあ及第点だろう……か?という感触ですが、「流行り神」シリーズかと言われたら「違うだろ」と言いたくなる出来。


「流行り神」シリーズのいいところは
①有名な都市伝説をモチーフにしている
②同じ事件を「科学」と「オカルト」の二視点で追いかける展開
③じっとり湿度を感じさせるジャパニーズホラー系テキストアドベンチャーという、ニッチなタイトル
でした。

で、そのポイントを私なりに考えてみました。
①もうネタが尽きたのかもしれませんが、今作はほとんど都市伝説が関係なくなってます。
(基本ルートの「ブラインドマン」もアメリカのジョークみたいな話ではなく、ゲームのオリジナルものです。)
②これはオムニバス形式をやめ、選択肢分岐スタイルに変更したことにより消滅。この改変は残念ですが、新生「流行り神」としては仕方ないかな、と発売前から諦めてました。
③今回の「真流行り神」は単なるグロ展開で、ホラーとは言えない物語がほとんど。
というか、スタッフが「グロければ怖い」と勘違いしているのでは……と思うようなシナリオ展開が多かったです。
「グロ」は「気持ち悪い」手触りにはなっても、必ずしも「怖い」手触りにはなりませんよ。

というか、テキストの書き手のレベルが正直低い。
私はゲームテキストを精読するタイプではありませんが、文脈がおかしくて思わず二度読みしてしまう箇所が散見されました。
もっと上手い書き手の方だったら、グロもスプラッタホラーへ昇格したかもしれません。

また新システム「ライアーズアート」もあまり機能していません。
(というか、そもそも主人公・北條紗希の設定「言葉や演技を用いて相手に取り入ることが得意」がシステム「ライアーズアート」と連動しているはずなのに、相手を翻弄したり演技で相手のスタンスを変更させてる感がシナリオ中ほとんどプレイヤーに伝わってない残念設定。)
制限時間内に三択からワードを選んで相手と交渉するシステムですが、ワードからその後の展開を予想できないことしばしばで、どの言葉を選べばプレイヤー優位になるのか手探り過ぎます。
結局分岐ツリーからライアーズアートへもう一度挑戦して選択肢潰しをする羽目になる。
この辺り、もう少し工夫ができたのでは……と思います。

他にも、立ち絵と一枚絵のかい離が激しいなど、もろもろ予算不足を感じさせるポイントが目に付く仕上がりでした。
ADVジャンルでもミステリーやホラーはなかなか新作がリリースされないので頑張ってほしいのですが、正直もう「流行り神」のタイトルは使わないでほしいと思った一作。
旧シリーズを未プレイの方々で、「スプラッタ」「パニックもの」「グロ注意」などのワードにときめくなら、値下がりした頃にプレイしてみてもいいかもしれません。

他、雑感。ネタバレあり。
・キャラデザの人も変更になりましたが、あまり画力のない方なので、プレイしていてテンション下がりました。
・じゃあ一枚絵でそのフォローができてるかと言えば、こちらはもっと画力が低いので、もうどうにもならず。
・よもやパンツデスマッチの一枚絵を見せられようとは。
・ライアーズアートのBGMがものすごく浮いている。
・同じキャラクターがルートごとに全く違う動きを見せるので、キャラに愛着もわかず。
・どのルートへ行っても絶対主人公の力強いパートナーとなるキャラがいれば、まだよかったんだ……。
・そのポジションかと思った風守がひどい有様で。
・風守は関本ageのためのキャラかと思ったら、ルートによっては関本もひどい有様となり、もうどうしろと。
・あの仕様は、キャラ絵を最低限用意すればすむようにしたかった開発陣の苦肉の策なんでしょうか……。
・でも声優は一人も使ってないんだから、そんなに予算たらなかったのだろうか、と。
・これは「流行り神2」の頃から見られた傾向ですが、今回は「データベース」が本当にすっかすか。
・唯一救いだったシステムは「分岐ツリー」。これなかったらつんでた。
・残されたシステム「推理ロジック」が完全におまけ要素に。だって全然推理必要ないシナリオばっかりなんだもの。
・最後に解除される隠しルート「秘密クラブ編」。あれなんで入れたし。
・というか、口直し的なサービスシナリオなんだろうけど、正直浮いてますよ。
・他全部がグロだってのも、バランス悪いよね……。
・とりあえず、旧作遊んで口直ししてきます。
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