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津原泰水 『読み説かれるD クロニクル・アラウンド・ザ・クロックⅢ』

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読み解かれるD: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII (新潮文庫)読み解かれるD: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII (新潮文庫)
(2014/01/29)
津原 泰水

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「クロニクル・アラウンド・ザ・クロック」シリーズ、これにて完結です。

爛漫のギタリスト・レオがアルコール依存症に陥って、バンドから離脱。
これにより爛漫は不在となったギタリストを巡り、また形を変えることになる。
一方、くれないは二十歳の誕生日を迎えたのをきっかけに、密かに父ではないかと思っている岩倉より出生の話を聞かされ―――といったイントロ。

相変わらず帯がミステリー推しで、首を傾げざるを得ない。
編集部はこれでいいの?
というか、津原さんもこれでいいの?
謎の伏線はあるので確かにミステリー小説であるけれど、この小説の底力的面白さは青春小説部分でしょう。
不登校児のくれないが、伝説的バンドのメンバーと触れあいながら成長していくのが眩しいほどだし、爛漫のメンバーの多くも時間の流れの中で変化を経験していく。
そのほろ苦さが物語のキモ。
だから犯人・オープンDの正体が明かされても、そこにカタルシスはほとんど覚えませんでした。

むしろ突然ラスト部分で甘く切ない雰囲気爆発でびっくりした。
くれないと鋭夫はもともと雰囲気よかったけど、最後ああ〆ますか。
思わずほろっときちゃったじゃないか。

音楽が門外漢な自分にとって、記述がぴんとこない部分もありましたけど、それを差し引いても面白かった。
満足。
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