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2008-02-17 Sun 19:54
送料無料への値段合わせとして1巻を買ったら、ものの見事にはまりました。 マンガ雑誌を卒業して以来、新しいマンガ家さんに疎くなり、この作家さんの作品も初めて読みました。 主人公の夏目貴志は、子供の頃から妖を見ることができる体質で、それが禍し、いろいろな家を盥回しにされ育ってきた。 おかげで人間関係の構築が苦手。 そんな彼がある日、祖母の形見である『友人帳』という帳簿を手にした為、今まで以上に妖と関わりを持つことになってしまう。 祖母レイコも妖が見える体質で、数々の妖怪へ勝負を挑み、負かした妖から名を奪い、それを『友人帳』へ閉じ込めていた。 夏目は『友人帳』を欲しがる妖“斑”と「護衛の代償として自分の死後『友人帳』を斑へ譲る」と契約を交わし、祖母が奪った名を妖たちへ返す日々を過ごすことに――といった内容です。 設定だけ見てると、かなり今市子氏の『百鬼夜行抄』的で、多分その感覚でこのシリーズの1巻を手に取っても裏切られた感はないだろうな、と思いました。 差異を挙げれば、『百鬼夜行抄』は有名なエピソードを元に話を作っているのが多い(例えば『マヨイガ』)、こちらは異種族の交わりと別離を扱ったエピソードが多い…ってところでしょうか。 色々な妖と関わるうち、夏目は自分の力を嘆くのではなく活用し、役立てられないかと模索を始めます。 そんな彼が向かう先は―――まだ連載中なので、どうなるのでしょうか…。 現在守りについているニャンコ先生(※斑の通称)と、夏目と相互理解できないながら年の離れた友人として立つ名取がいい感じ。 近く5巻が出るなので、楽しみです。 それにしても、人間嫌いだったレイコがどうして結婚し、子孫を残せたのか、それが一番このシリーズの謎ですな…。 |
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