日々買った本やゲームを紹介しています。
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2007-07-31 Tue 21:12
買ってよかった…っ! 声を大にして言えるマンガだった…っ! よしながふみのマンガは久々に読んだんですけど、やっぱしみじみいいわ…。 主人公・花園春太郎は白血病を克服して1年1ヶ月ぶりに高校一年生へ復帰。 そこで新たな高校生活をスタートさせる。 小太りで気の弱い三国翔太、オタク完成体の真島海らと共にマン研活動に勤しみ、 そしてクラスメイトと泣き笑い一年を過ごす――というストーリーです。 主人公のハルは勿論、周りのクラスメイト達も其々デフォルメされているから 「これはフィクションだ」と分かっているのに、それでも羨ましくなる 活き活きとした高校生ライフが詰った全4巻でした。 これはあれだよね、マンガのあり得ない寮生活に思わず憧れるのと一緒だよね。 (ex.『ここはグリーンウッド』) 文化祭やクリスマス会、女の子友達の放課後ライフ―随分昔に通り過ぎたはずの生活が いやにリアルに目の前に蘇ります。 また脇を固める面子がいいんです。男の子も女の子もいいなぁ…。 つーか、私のリアル高校生活はこんなに楽しくなかったっすよ。 ただ、重要キャラの1人である真島が完全に極まったオタクなので、 このキャラクターを受け入れられるか否かでこのマンガが好きか嫌いか分かれそう。 因みに私は前半は好きだったんですけど、後半で真島が思いも寄らぬ方向へ爆走し始め、正直ちょっと引きましたよ…。 プライド高いキャラなのはわかっていたけど、ああいう爆発の仕方をするのは予想できなかった…。 (あ、カッターを持ち出した場面の構図はものっそい好きでした。かっこいい構図!) あと翔太の 「だって僕は天才になりたいんじゃない マンガ家になりたいんだ!」 のセリフにぐっときた。 いいセリフだ…リアル高校生にこれを言えるかどうかは別として…。 よしながふみのマンガって行間を読む必要もあるけど、 それでも語り過ぎるとラストのしみじみ感が薄れるので、この辺で〆たいと思います。 笑いあり、涙あり、人間ドラマあり。 なんだか近く『アンティーク』みたいにドラマ化されるんでないかと…そんな予感。 |
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2007-07-29 Sun 15:38
これも友人からの借り物です。 結構広告を打っていたので、知名度の高いDSソフトの1本ではないかと思われます。 謎解き名人で有名なレイトン教授と助手のルーク少年が、 大富豪の遺産にまつわる謎解明を依頼され、 とある町を訪れるところからストーリーは始まります。 ナゾトキストーリーという通り、ストーリーの進行と絡めて 色々なタイプの謎解きが用意されています。 トンチタイプから図形タイプ、パズルタイプ、論理思考タイプまで いろんな謎が用意されていて、これが結構難易度が高い…! あまり謎解きの得意でない私にはかなりストレスになりました。 話の先が知りたいけど、謎が解けないと進めない…っ! 最後のあたりは攻略サイトに頼りました。 いや、ヒントコインというアイテムがあるので、 これをこまめに回収していれば1問につき3つまでヒントを 見る事ができるものの、 3つヒントを見ても、わからない謎は全くわからないんじゃ!(逆ギレ) ストーリーは…うん、良質なファンタジーで「ええ話や…」って感じです。 最後の大富豪からのメッセージを見て、『花咲ける青少年』のハリーを思い出しましたよ。 あ、あと途中途中で挿入されるアニメーションも良質! DSってこんなにアニメ綺麗に再現できるんだ、とちょっと感動。 これ、もう続編決定していたんですね、全然知りませんでした。 アロマちゃんをひきとった(…とみていいんですよね、あのEDは)その後の レイトン教授&ルーク少年の話が気になるものの、 またあの大量の謎解きをしなきゃいけないのか…と思うと正直ゲンナリです。 結論:謎解きスキーには自信を持ってお勧めする1本です。 追記 どうにもレイトン教授が端正な佇まいでも、大泉さんが声をあてているだけで 笑いがこみ上げてきて「助けてー」って感じです。 レイトン教授が「ぼかぁHTVを相手取るよぉ!」とか言い出しそうで、もう(笑)。 本人はあのキャラで行動しているのに、何故ハウルやこれでは端正な役が来るんだろう(笑)。 |
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2007-07-24 Tue 21:24
期待を全く裏切らないハイセンス。 そしてスーツ男がたまらなくカッコイイ。特に+メガネ。 初っ端から煩悩全開なコメントで失礼をば。 basso名義なので、中身は同性愛カップルものですが、 もうバイとかゲイとかを超えて、人間対人間の関係を綴った短編集状態です。 予想外だったのが、前作『クマとインテリ』と結構リンクしていたこと。 というか、前作のメインだったファウスト・カッラーロとか出てくるので、 『クマとインテリ』→『amato amaro』の流れで読んだ方が楽しさ2倍だと思います。 (もちろんこれ単品でも楽しめます。) 描き下ろしも含め短編9編が収められており、 その内頭3編はメインの「ボディガード×経済学者」のカップルの話です。 極左のテロ・グループから脅迫を受けている経済学者の元へ 派遣されてきたボディガードとのなれ初め〜その後…となります。 以下好きなタイトルについてつらつらと。 ・『differenza』 この人の“ラストシーンがバスルーム”ってのは、 しんみりオチの定番か? …ってくらい、最後の最後でしんみりさせられた。 親に理解を得られないのは辛い…生まれ持っての性癖だから 余計にね…。 ・『partita』 またやーらーれーたー! …って布団の上でのた打ち回ってしまった作品。 向いのアパートのテレビを見せてもらうだけの話なのに 何故にこんなに雰囲気があるの…! すげぇよ…! ・『GELATEIA DI MACELLO』 これも『クマとインテリ』で出てきた、ジェラートスキーの 青年三人組のオムニバス集。 最初の話がしみじみ辛かった…。 「悔しいのは金が戻ってこないことじゃない」 「ダチをひとり失くしたことだ」 のセリフでノックアウトだった。これは辛い…。 いや、確かに三人目もあれはあれで可哀想だけどさ。 そして最後にジェラートに落ちつく三人。美味そうジェラート。 別件として。 このマンガを読んで、「ホモセクシャル」をイタリア語発音に変換すると 「オモセッスアーレ」になる…という知識が増えた。 どこでも披露しようのない知識がまた1つ…。orz |
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2007-07-08 Sun 18:39
これも借り物ですので、お買い物記録ではありません。 読了したので記念にレビュー。 随分以前からネットのそこここで『バッテリー』に関する感想は目にしていたものの、野球にまるきり関心のない私の興味は「ふーん」どまりでした。 しかし読んでみると野球というより、主人公を中心とした成長物語で さらさらと読めてしまいました。あら不思議。 主人公・巧は小学校6年(もうすぐ中学生)という年齢ながら、豪腕の持ち主。 同年代で彼の投球を受けとめられるキャッチャーがなかなかいない中、 父の転勤赴任先で豪と巡り会う――といった筋書き。 とにかく巧が生意気盛り。 ただの反抗期というのとも違うあたりがなんとも。 傲慢なまでの自信家で、またそれを許すだけの実力があるため自分の意見を翻さない。 (まあ、野球に関しては親の理解域を越えてしまっているから、 巧は親からの理解を得られず辛い面も確かにある。) そんな両親との関係、病弱な弟・青波との関係、元監督である祖父との関係、 新しい友人たちとの関係、そしてバッテリーを組む豪との関係。 そういった様々な人間関係の中で、巧も色々なことを知っていく――って感じでしょうか。 一見「大人はわかってくれない」的な母親と息子の関係もクローズアップされますが、『ぼくらの七日間戦争』的なスタンスではなく、“息子の立場”“母親の立場”とどちらにも言い分があるものとして描かれてるあたりは、いいかも。 これが子供サイドの心情だけ描かれていたら、途中で挫折したかも…。 まあ、続巻があるので纏めるのもアレですけど。 一言で言うならば、 「巧みたいな弟がいたら、確実に血の雨が降る」…というのが究極の感想ですかね。 |
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2007-07-06 Fri 21:49
個人的に非常に印象深い本の一冊。 何故かと言うと、大学の卒論のベース文献だったから。 会社のロビーショップでこの文庫をみかけて初めて、文庫落ちしていることを知りました。 私が卒論書いていた頃はハードカバーだったのに…。 で、購入したものの母へ貸したらそのまま帰ってこなくなり、 うっかり積ん読であることすら失念してしまった一冊でもあります。 その後、親の部屋で発見して無事回収。読了となりました。 卒論ベース文献といいつつ今頃読了ってどういうことかと申しますと、 この本は岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長澤蘆雪、歌川国芳の 六人の絵師を取り上げているものの、私のテーマは曾我蕭白だったので 当時は他の五人に関しては全く読んでいなかったのでした。 今思えばそうそう読了に時間がかかる本でもないのだから全編読んでおけばよかったと思います…。 これぞ若気の至りってやつですかね…(違う)。 この本が最初に刊行されたのは1968年。 今から約30年前です。 辻先生もまだ30代後半(!)だったそうです。わ、若…。 今でこそ若冲展や蕭白展が国立博物館で開催されるものの、 この本が刊行された頃は、「は? それは何者?」という知名度の絵師ばかり六人。 そういう意味では、正しくこれらの絵師はこの本によって≪発掘≫されたと言って過言ではないでしょう。 私が卒論資料を探していた頃ですら、大体入口レベルの本は「若冲・蕭白」とか、他の時代の近い絵師と一纏めにされていたもんです。 面白いのは、これらの絵師は存命当時、皆高い評価を得て工房を構え弟子を抱えていたことです。 それが幕末を経て西洋文明が流入し近代を邁進する途中で評価が下落します。 (そして研究する人が減り、ますます作品は忘れ去られていく悪循環。) そして日本での評価が低い間に、外国の東洋美術コレクターに買われて多くの作品が国外に流出しました。 まあ日本で粗末に扱われるより、外国で大事に保存してもらった方が作品のためにはいいんですが、やはり外国にあると展示の機会も減りますので、その辺りはプラマイゼロでしょうか…。 (プライスさんなんて良い人だよな…。 積極的に里帰りに出してくれるし、まだ若冲の知名度が低い頃は、売れ残った展覧会図録を大量に買いとってくれたりしていたようです。) この本が出るまでは、近世絵画といえば、幕府御用絵師となった狩野派や土佐派。 そして在野では円山応挙が出て、文人画の池大雅が出て…といった面のみクローズアップされてました。 でもその他にもこんな個性的な絵師たちが人気を博していたんだ、ということを分かりやすく、そして読み物として面白く解説されたのがこの著書の凄いところです。 何気にディスクリプションも分かりやすいんですよね…。形容が多いのに分かりやすい。 あと色々な文献をひもといて、各絵師のキャラクターも推し量っているあたりも面白いです。蘆雪の究極に厭な奴っぷりには唖然としましたよ…。 大半の図版がモノクロなので、色彩に特徴のある作品は少し分かりづらいかも…。 でも「美術史って苦手〜」とか「水墨画って全部同じに見える」とかいう人でもこの本は面白いと思います。 なんせ紹介されてる作品がどれもこれもエキセントリックなので。 あ、蕭白の作品は、カバーの『雲龍図』から推し量ってください。 よく「どうして蕭白好きなの?」と訊かれるくらい個性的ですよ〜。 収録されてる図版の内、実は最後に掲載されている『国芳画塾の情景』が一番好きでした。ちくしょう、国芳に惚れそうだぜ。 |
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2007-07-02 Mon 21:10
Amazonでオーダーしている小澤征爾のCDがあまりに届かない為(※4月にオーダー)、つい浮気心でこちらのCDもポチッとな。 小澤指揮で弦の評判の良いサイトウ・キネンの演奏なら、まず間違いないだろうとふんだチャイコの弦セレですが。 全くもって間違いはなかった。 何だろうな〜。不思議だよな〜。小澤征爾の指揮ってチャイコと相性いいように思います。 下手するとウザいほどロマンティックに転びそうなチャイコが 小澤征爾が指揮すると整理整頓されてモダンな雰囲気になる…感じがする。 ホールで生で聴いてみたかったなぁ…これ。 他にモーツァルトのディヴェルティメントK・136とアイネ・クライネ・ナハトムジークも収録されてます。 すみません、モーツァルトにはそれ程興味がわかない為、感想が特にないので特記なし。 (アイネ・クライネ〜に至ってはかなり嫌いな部類なので…。) (何でこんなにアイネ・クライネ〜嫌いなんだろう…。我ながら不思議…。) 関係ないですが、チャイコフスキーって演歌っぽいよな…と思ったら、 結構皆さん同じ事思ってるんですね。 “チャイコフスキー 演歌”でググったら、上記主旨のサイトがぞろぞろ出てきましたYO! |
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