日々買った本やゲームを紹介しています。
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2008-09-27 Sat 18:24
『遙か』シリーズの1&2&3ごちゃまぜファンディスクです。 普段通り眠りについたはずなのに、目覚めたらそこは見知らぬ場所だった。 神子と八葉たちは「天界の主宰者」を名乗る人物に意識を捕らえられ、無理矢理天界へ連れてこられたのだった。 からくも脱出した神子と二人の八葉は、他に捕らえられている仲間と神子を救出すべく戦うことに―――といった展開です。 ファンディスクなので、粗筋などあってないようなものです。 むしろシリーズ三作を一まとめにする為には、こうした筋書きにならざるを得ない感じが…。 プレイヤーは三人の神子から一人を選び、道中合流する八葉と一緒に天界の方々に捕らえられている仲間を解放していきます。 恋愛エンディングを迎えられるのは同時代の八葉のみ(例:神子に3の望美を選ぶと、3の八葉とだけ恋愛EDを迎えられる)、他の時代の八葉とは友情エンディングとなります。 まあ、これで作品クロスオーバー恋愛エンディングなんて仕様にしようものなら、ファンから凄まじいブーイングの嵐が沸き起こったでしょう。 その辺りはさすがのルビーパーティも理解していた様子。 で、プレイしての感想ですが。 あれ、思っていたよりずっと楽しいよ? 正直「やっつけ仕事のファンディスクだろう」と高を括って舐めてました。 戦闘や円陣など要所要所でボイスが入っているので、4よりボイス量が多いような気すらします。 その戦闘もさくさく進むし、結構プレイは快適でした。 (管理人がどんだけ最悪な予想の元に購入したか分かる感想ですね…。) 時代を超えて八葉たちが「やあやあ、初めまして」と親睦を深めるなど、シリーズ好きなら楽しいノリがいっぱいです。 そういう点でファンディスクとして非常に正しい内容でした。 一周するのに長くても六時間。引継ぎすればもっと短いプレイ時間でエンディングを見られるので、ボリュームという観点からコストパフォーマンスを考えると…かもしれません。 しかし、シリーズとしていまや派生が出にくいタイトル(主に2)に、オフィシャルから新しいエピソードが提供されたと考えれば、納得の域。 ・『遙か』シリーズが好きだ。 ・もっと八葉たちとキャッキャウフフしたい。 そんな神子たちは(DS持っているなら)買いだと思います。 『遙か』シリーズ全て未プレイな方々は、まず本編からどうぞ。 (いきなり『夢浮橋』をプレイして話が分からないということもないでしょうが、本編という元ネタを知らないとファンディスクは100%楽しめないだろうな、と。) 他、プレイ後の雑感 ・シリーズ毎に糖度の差が激しい。特に超甘さ控えめな3。いいのかあれで。 ・その対極に位置するのが2。すんごい甘いんですけど。 ・既存立ち絵を活用しまくったな…というのが第一印象。 ・花梨のウィンドウ絵、もしかして描き直されてる? なんだか某エスカフローネの主人公に似てる気が…。 ・みんな自分の神子大好き過ぎて、笑った。 ・ファンディスクなわりに、八葉エピソードにシリアス系が多くて、これまた予想外。 ・それの最たる位置にいるのが3の譲。というか、自虐的。 ・殆どの八葉が自力で夢の正体に気づくのに、地青龍ときたら…。 ・特に3の九郎。おかげで先生が出張ってきちゃったよ。 ・翡翠EDの花梨と翡翠の噛み合わなさに笑った。あれだけエロフェロモン垂れ流してる翡翠を、ボケで華麗にスルーする花梨。 ・中の人たちが三役こなすので混乱気味。そんな中、地朱雀の中の人、超GJ! ・天青龍の中の人、たまにイントネーションおかしくね? 将臣の「ナイスタイミング」がエドはるみ風だったよ? 頼忠の「おかわりありませんか?」が食べ盛りの人みたいだったよ? ・リズ先生のEDスチル…。足がどうなっているのか不明でもやもやする。 ・九郎といい先生といい、あのEDは部活ですかそうですか。 |
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2008-08-12 Tue 19:31
ネオロマンスシリーズの『遙か〜』最新作です。 といっても、6月発売でしたから、発売から結構時間が経ってしまってます…。 本作もなかなかのボリュームでしたので…いやはや(プレイ時間40時間を越えました)。 本作は『遙か』シリーズの“はじまりの物語”と銘打たれ、舞台は今までから一気に時代を遡り、神代の頃となりました。 主人公・葦原千尋はある日謎の人物に招かれ、「豊葦原」と呼ばれる異世界へ渡る。 そして自分が「中つ国」の二の姫であることを知る。 「中つ国」は「常世の国」に攻め滅ぼされ、二の姫は従者と共に異世界へと逃げのびていたのだ。 事実を知った千尋は「中つ国」を取り戻すべく、落ち延びていた人々を束ね立ち上がる――といった出だしです。 シナリオの進行は『3』に近い形で、序章からしばらくは同じ道筋で、途中から攻略キャラごとのルートに入る仕組みです。 ただ、八葉の中でもロックがかかっているキャラがいて、ある程度他ルートをクリアしないと攻略できないパターンもあります。この辺りは賛否両論かな…。 クリア後は自由に章選択ができるので、次に攻略するキャラとフラグを立ててない章からスタートすることもできます。 大きく改変されたのは、グラフィックと戦闘システムです。 グラフィックはキャラクターがポリゴンになりました。それと立ち絵の組み合わせ表示といった感じ。 移動マップも前作までは敵遭遇ポイントがマーカーで示されていましたが、本作では完全エンカウント式に移行。 戦闘も仲間と背中合わせの円陣形になりました。眼前の敵を如何に早く倒し、仲間に合流するかが鍵となっています。 あと戦闘後に得られる技習得のためのポイントも、五行要素から更に複雑化しました(ゲーム中では恵と表記)。 で、私は現在、八葉全ルートクリア、サブキャラは皇とシャニのみクリアという状態です。 この状態での全体的な感想はというと。 キャラクター造詣は今までで一番魅力的。でもストーリーが(゜Д゜)?状態。 金太郎飴シナリオにならないよう各ストーリーに差をつけたのは分かりますが、その差に波がありすぎです。 仮に追加ディスクでストーリー補完するつもりだとしたら、それはそれで問題ですし。 それから既読スキップがあっても、やはり繰り返しプレイは社会人には辛いものがあります。何度4章やればいいんだよ…と途中からうんざり気味に。 『遙か』シリーズも、思えば遠くへ来たもんだ…といった変遷を経た4作目。 ここまでくると、ネオロマシリーズの新タイトルとしてリリースしてもよかったのでは…とちらりと思ったり。 スチルも綺麗ですし、総合的に出来の悪いゲームではありませんが、今までの『遙か』のつもりで手を出すと少しイメージが違うかもしれません。 他、雑感。 ・ポリゴンがジルオールです。本当に(ry ・恵が偏って集まるのは何とかならんのでしょうか? 終盤までずっと流転させまくりでした。 ・序盤は中つ国が常世の国に攻め落とされた状態ですが、ゲーム進めると常世の国よりも中つ国に問題があったとしか思えなくなるあたりが…。 ・そんでもって、そんな国を復興させるべく戦うってのも、プレイヤーとしてはモチベーションが今一つ上がらない理由かもしれない。 ・真打かもしれないが、真・風早エンディングを迎えるのに他の9つのエンディングクリアが必須ってのには軽く殺意を覚えました。柊の3ルート攻略必須って条件がまだかわいく見えたよ。 ・そして真打だけあって、真・風早ルートを通らないと世界の謎が解けない罠。というか、八葉のストーリーの中でずば抜けて重要度が高く、ストーリー展開に驚くより先にキャラの不公平感を感じてしまいました…。いや、面白かったんですけどね。 ・声優シャッフルで旧来ファンの間で混乱が起きていましたが、結果オーライだったと思います。 ・むしろ、声優固定でキャラ造詣をシャッフルしてはいけなかったのだろうか…とか少し思いました。(例:地の玄武が敵国の王子。このパターンでも特に不都合を感じないが。やはり青龍ポジションは特別なのか…?) ・那岐と中の人の組み合わせが個人的No.1! GJでした! 戦闘メンバーに那岐を入れていると祝詞(?)がかっこよすぎてスキップできなかったよ…。 ・そして端々はいいのに、シナリオが一番ぐだぐだだった那岐…。どういう風な話運びを目指したのかはわかりますが、あの説明不足振りはもはやプレイヤーの脳内補完に頼っていいレベルではない。 ・次にGJだったのがサザキと中の人でした。 ・忍人のシナリオは、個人的にはアリだと思いますが、ネオロマで死にネタを受け付けられないプレイヤーがいても不思議ではないわな。 ・そんでもって忍人のフォローのつもりか、まさかの大団円シナリオ。でもあれは意味が違うと思う。 ・アシュヴィンルートが一番少女マンガだったのはダークホースでした。というか政略結婚ネタがそのままくるとは思いませんでした。 ・ストーリー的に好きだったのは柊ルートです。中の人の喋りでたまに虫唾が走りましたけど、運命ループの話は個人的好物でしたし、その描写も(割合)丁寧になされていてよかったかと。 ・ただし、最後に救うことのできた柊は死んだ柊と別ってあたりは切ない…。そしてタイムパラドクスネタは頭が混乱します。 ・中の人は青龍から白虎へポジションシフトされ、いたく気分を害されたと聞きましたが、結構いいシナリオ割り振られた方だと思うんですけどね…。それともそういう問題じゃないのか? ・よもやアカシックレコードが世界観の根底に敷かれているとは。 ・遠夜ルートを通ると、“はじまりの物語”のはずなのに、千尋の前にも龍神の神子がいたことが発覚。本当のはじまりは一体どこなんだ。 ・主人公が龍神の神子であることを思い出す機会が妙に少なかった気がする(除く真・風早ルート)。白龍の神子が主人公のシリーズなのに。 ・中つ国と常世の国の戦い⇒本当の敵は禍日神だ⇒両国ともに力を合わせて戦おう!という流れなら、狭井君があんな臭みのある政治家に表現される必要はなかったと思うんだけどな…。いくら問題行動を起こしたとしても、主君に縄掛けるのは行きすぎだろうに。 ・世界観の謎の一部が、サブキャラエンディングに隠されているのもどうなの…。シャニ攻略しないと既定伝承の一端がわからないじゃん。 ・エ、エンディングが…。曲自体はいいと思いました。ただボーカルが…。 もっと小さなツッコミとかもありますが、おおむねこんな感じでした。 |
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2008-07-06 Sun 20:01
予約したのに肝心の発売日に出張が入ってしまい、商品届けども購入者不在という予想外の展開になりました。あちゃー。 それにしてもこれほど前評判が見当たらないゲームソフトも昨今珍しいかと。 あと開発・販売会社の株式会社fonfunって本作で初めて知りました。もしかしてまだ出来立てほやほやの会社ですか? それとも私が知らないだけ?? ジャンルとして「隠し絵パズル」とあるように、ストーリーの合間合間で、画面の中に隠されている指定物(鳥や鉛筆etc)を制限時間内に見つけ出す、というゲームです。 プレイして自分が勘違いしていたことに気づいたのが、この「隠し絵」というお題目です。 ずっと「騙し絵」だと思い込んでいました。…いや、失礼しました。 だから開始後しばらく「物まんま画面の中に載ってるじゃん!」とか思っていましたけど、騙し絵ではないんですから当たり前なんですよね…いやはや。 (てっきり、『壷の輪郭線に見えるが、意識を切り替えると女性が向き合っている横顔にも見える』というような騙し絵特有の視点切替が必要になると思ったんです。) ストーリーは、16歳の探偵志望の少年・リクが、母から「この人の許なら」と許可された探偵・ヨハンの事務所へ入社するところから始まります。 初めて大都市アルトンへ単身やって来て、憧れの探偵修行を始められると期待に満ち溢れていたリクは、しかしビータン(=B級探偵)とあだ名されるいい加減な上司・ヨハンにショックを受けます。 また、時をおかず出会った少女・ティアナと話をするうち、リクは彼女が先日発生した殺人事件の目撃者であることを知ります。 そして起こる美術館での2枚の絵画盗難事件。 これらはどう繋がっていくのか――といった出だしです。 こうしたストーリーパートと、聞き込みを行う度に「これを手伝ってくれたら聞き込みに付き合ってあげる」と交換条件を装って発生する“隠し絵パズル”パートを交互にプレイする流れになります。 最初のチュートリアルや、「猫って漢字は読める?」という投げかけがある所から察するに、相当低年齢層まで対象年齢に含んでいる様子。 なので、ストーリー運びや黒幕のオチは「まあ、こんなものかなぁ」といった手ごたえでした。 若干「ん?」と思ったのは、子供向け冒険活劇小説みたいなテンションと、妙に斜に構えた(というかクールというか)セリフが入り乱れている点。 完全子供向け小説にしたいのか、ライトノベルにしたいのか、どっち?! とシナリオライターに詰め寄りたくなりました。 あと、隠し絵の解答も難しくはないです。 ・ 全然隠す気がない ・ それなりに隠した この2パターン程度しかありません。 設問ごとに難易度も設定されてますが、ぶっちゃけ難易度は制限時間の長短でしか体感できないです。 それにしても、ストーリー中で起きている事件と隠し絵パズルの内容がほとんど噛み合っていなくて、設問クリア後に「む…やるな…」「さすがあいつの息子」みたいな反応を示されても、「いやいやいや、捜査能力とパズルは関係ないし」と思ってしまうのは、プレイヤーの負けでしょうか? …うん、多分負けなんだな…。 システム周りもほぼ標準レベルです。ただ建物内移動が慣れるまで若干判りづらい。 移動に際し平面マップがないので、初めて訪問した場所では、自分がどこから来て、目的地はどういけばいいのか皆目検討がつかないです。 何度も移動すれば覚えてしまいますが。 メインシナリオ自体は短く、4〜5時間あれば「Fin.」の文字を見ることができます。 ただ、それだけでは200問あるパズル全てを回収できません。 またイベント達成率も38%程度なので、まだまだ見ていないイベントが残っています。 ここで注意が必要なのは、クリアしてしまうと見られないイベントがある点。 シナリオ攻略中、シナリオの節目節目にマップを回れるだけ回らないと、フルコンプ好きは後で泣きを見るハメに。 自分はまあまあ楽しみましたが、やはりメインシナリオが短いのは寂しかった。 リクとヨハンがお互いを認め合うまでを第一部、その後に阿吽の呼吸で活躍する二人を描く第二部…という二部構成くらいのボリュームがあれば定価買いも納得だったかな…と。 メインシナリオにボリュームを求める方には微妙かもしれませんが、フルコンプ目指すとかなりボリュームのあるゲームです。 地味ですが良ゲー。興味ある方は買ったほうがよろしいかと。(後々欲しいと思った頃には商品が見つからない…ってことになりそうな予感。) その他雑感を箇条書き。 ・ヨハンが鳴海(※『デビルサマナー葛葉ライドウ』に出てくる、主人公の上司である私立探偵。“普段はぐうたらだが実は結構スゴイ奴”という設定が全く活かせておらず、プレイヤーから「ニート」とあだ名されたキャラ)みたいだったらどうしようかと思ったけど、水面下でせっせと働きリクをサポートしている描写があってよかった…心底よかった。 ・それにしても37歳って、ゲームキャラの設定にしては高齢…と思ったが、最後までプレイして納得。 ・それでもヨハンについてはもう少し描写の仕方があったのでは…と思わなくもなく。何となくキャラが立っているようで立っていない、中途半端感が拭い去れない…惜しい。 ・というか、リクが16歳に見えません。外見だけなら中学一年生。 ・絶対ルデールは裏切りキャラだと思ったのに友達思いのいい奴でした。露骨なミスリードに引っかかって悔しい。 ・リクの描写として終盤に「もうひとりじゃない」みたいなセリフが数回ありましたが、元々リクが孤独な少年だという描写がなかったため「?」になりました。 ・ハト多すぎ。 ・と思ったら、カラスも多すぎ。 |
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2008-04-19 Sat 20:31
DS版『ときメモGS 2nd Season』をプレイしていたら、無性に『〜1』がプレイしたくなり、購入。 PS2版は昔プレイしたんですけどね…。 なんだかよくわからない『ときメモ』の波状攻撃を受けた気分です…。 プレイしたといっても大分前なので、DS版で再挑戦して「おお、懐かしい!」という感情と「おお、こんな風に移植されたんかっ!」という驚きが交互に訪れます。 コマンドアイコンのしょぼい小ささとか、コマンド実行時のミニキャラのデザインなどを見るにつけ、「あ〜やっぱり2は進化してるんだなぁ」と変に感心しきり。 それから洋服が2基準になっていて、一瞬自分の記憶違いかと焦りました。 PS2版では、乙女ゲーとは思えぬ凄まじいセンスの洋服が多くて、「買いたいモンいっこもねぇっ!!」とTVの前で叫んだのも良い思い出、DS版では少しましになってます。 それでもゴスロリワンピースがピュアカテゴリってのには納得いかないんですけど。(って、これは『2』でも言えることか) それから、DS移植にあたりタッチパネル活用メニューが増えてます。 すなわち「スキンシップ」。 タッチパネルに立ちスチルが出たら、すかさずスキンシップをはかり好感度を稼ぐ…というシステムが追加されてます。 これは『2』の「大接近モード」への足がかりになったものでしょう。 ゲームの移植作って大体何がしかの追加がありますが、これはかなり大きな改変と思われます。 それから隠しキャラも1名追加あり。 攻略キャラが各人個性爆発な『1』ですので、食わず嫌いも多いままプレイを止めたPS2版ですが、携帯機のお手軽さも手伝ってDS版はこつこつプレイできそうです。 追記 記憶にあったものよりキャラのプロポーションが崩れていて、プレイしていてもデッサン狂いが気になって集中できない…。 特にクリスマスパーティのヒムロっちのポージング…人としてあの肩の付き方はありえない。 クリンナップした職人さんは気にならなかったのだろうか…。 |
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2008-03-20 Thu 21:04
私にしては珍しく、発売日購入→即クリアのコンボ技が決まりました。 先月末あたりまでノーチェックだったソフトですが、Amazonで『ルクス・ペイン』と抱き合わせ紹介されていてその存在を知った次第。 なので半分くらい衝動買いに近かった買い物です。 主人公・時尾歩郎は、両親と暮らす高校生。 17歳の誕生日を迎える前日、父親から「明日は大事な話がある」と告げられる。 しかし翌日目覚めると、何故か“十二年前に両親が失踪した”世界に変わっていた。 歩郎は愛猫フォ郎から『ホロウペン』という過去に干渉できる不思議なペンを受け取り、両親失踪の謎の解決に乗り出す――といったプロローグです。 “過去に干渉できる”という特徴からわかるように、これはタイムリープ系のアドベンチャーゲームです。 ある事件に家族や友人が巻き込まれる→彼等を助ける為、事件の詳細を調べ、巻き込まれた要因を取り除くべく過去へ干渉→過去改変成功(=彼等が事件に巻き込まれなくなる)→改変後の時系列の出来事をフラッシュバックとして見る→無事事件解決を実感するor過去改変の影響で別件が発生…といった流れです。 この辺りの流れは古典的タイムリープ描写なので、恐らく多くのプレイヤーにとって把握しやすい展開だと思います。 一話完結のエピソードが全部で八つ入っていますが、最初の辺りの話は一度の過去改変で円満解決するものの、回を追う毎に過去改変が別の人へ影響を与えてしまい、歩郎が東奔西走する羽目に。 そうして事件を解決していくうちに、やがて『ホロウペン』を持つ人物が歩郎以外にも存在する事が判明します。いくつもの事件がミルフィーユのように重なっていき、やがて両親失踪の謎とその一件の引鉄となった三十五年前のバス事故の謎を追うことになります。 購入前は『タイムホロウ』というタイトルに対して主人公の名前を歩郎とするそのセンスに、いや〜な地雷臭を感じ、暫く予約を迷いましたが、プレイしてみれば案外オーソドックスな展開で(いい意味で)予想を裏切られました。 個人的には色んな人物の行動が事件を複雑にしていき、それを歩郎が何度も過去干渉して直していく――といった展開だったらもっとはまったと思いますね…。 (だって、アレだけ数字に因んだ苗字の登場人物がいるのに、メインで動く人数はその約半数ってのが…。) 勿論、『ホロウペン』を持つもう一人の人物が、はっきりきっぱり歩郎に敵対して、イタチゴッコのような過去改変戦争になっていく…という展開も、一つの王道だとは思いますけどね。 ただ、『ホロウペン』を使う度に使用者が老化する…ってのは新しい設定でした。中々シビアな設定ですね…これ。 (歩郎の父が実年齢より老けて見える原因は、タイムリープの繰り返しの弊害で実は長い年月を生きてきた…とかかと思ったら、全然違った、すみません。読み誤ったぜ。) あと偽悪的なヒロインが、実はとても悲劇の人で、しかも主人公とくっつかない…ってのも斬新だった。 惜しむらくは、ゲーム全体のボリュームが少ない! 即日クリアできてしまうくらいあっさり終わったYO! プレイ時間は正味六時間ちょっと。 シナリオは無難に纏まっていて大きな不満はないし、過去改変の事件解決ケースがあまりに多くなると(=エピソードが多くなると)、メインシナリオが大きく破綻するかもしれないし…なかなか難しいところ。 DSをプラットホームとしたため、重要なファクターとして『ホロウペン』が設定されてますが(要するにタッチペンで画面に円を描く作業が必須)、それがなければ普通に据え置き機で出でも不思議でない感じでしたね。 何気にディレクターが、PS2ソフト『シャドウ・オブ・メモリーズ』のディレクターでもあると知り、「ああ、この人本当にタイムリープ系の話好きなんだなぁ」と思いました。 結局『シャドウ〜』は途中で挫折したんですが、貸してくれた友人が「結構面白かったよ」と言っておりました。 私もこのゲームを友人に貸す時、多分「結構面白いよ」とコメントすることでしょう。 手放しで絶賛はできないながら、楽しめるアドベンチャーでした。 他、感じたところを徒然と。 ・ フォ郎って一歩間違うと化け猫的存在だよな。 ・ 最初はしょうもない人物的に演出されていた叔父さんが、実は漢気のある人物で驚いた。 ・ 最初一柳にも同情の余地があると思っていたが、実はどうしようもない人間だったんだな…。 ・ おかげで彼の母親が恐ろしく苦労していたわけで…。 ・ お父さんは弟を救う為にかのんを助けた割に、最後弟をあっさり過去へ送り出すのな。 ・ しかも「空中だからな」とか…あれアドバイスって言えるか? ・ でも喫茶店に「黒の巣」とか、このネーミングはさすがにないだろうと思う…。 ・ エピローグに出てくるかのん似の女子高生…あれは一体? 娘? ・ 五島の改変について歩郎ノータッチなのが、何と言うか胸がもやもやしました…。 |
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