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原作 小野不由美 漫画 藤崎竜 『屍鬼』全11巻

Category : その他


タイトルだけは知っていました、ええ。
小野不由美氏のバリバリホラーとして有名タイトルですから。
電子書籍で漫画版がリリースされていたので、まずそちらから手にとってみました。

199X年猛暑の夏、人口1300人の山間部の外場村で、原因不明の3名の死体が発見された。
時を同じくして、住民不在だった古い洋館へ越してきた桐敷一家。
都会に強い憧れを持つ女子高生・清水恵は桐敷一家へ接触するが、直後行方不明となる―――
といったイントロ。

上記のイントロは本当にイントロに過ぎず、少人数で村民全員顔なじみと言った村で
次々と原因不明の死が続き、そして生者よりも“起き上がり”(=死者)が増えていく過程は
閉塞的な心理ホラーだったし、終盤の人間の大逆転劇はスプラッタホラーだった。
そういう意味では、一粒で二度美味しい系ホラーかと。

フジリューの作画で好き嫌いが真っ二つに分かれそうだし、
原作と漫画版でストーリー改変もあるので、そこでも好き嫌いが分かれそう。
ただ、漫画版しか知らない状態で読んだ管理人としては、予備知識に惑わされずがっつり世界観に没入できました。
今度原作も読んでみたいと思います。

他、雑感。
・終盤の屍鬼狩りは人間の集団心理が怖かったよ。この漫画の結論は「人間が一番怖い」じゃないか。
・屍鬼サイドの描写も多いから、簡単に割り切れないんだよな、これ……。
・屍鬼の悲劇なところは、極端な変貌ではなく、生前の記憶も思考回路も残っているところ。
・おそらく、読書にとって一番身近な屍鬼は徹ちゃんだ。友人知人を襲うのは嫌、でも飢えにも抗えないという究極のジレンマ。
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原作:~モノノ怪~製作委員会アニメ「海坊主」より 作画:蜷川ヤエコ 『モノノ怪 海坊主』上巻

Category : コミックス
モノノ怪-海坊主- 上 (ゼノンコミックス)モノノ怪-海坊主- 上 (ゼノンコミックス)
(2014/07/19)
蜷川ヤエコ

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よもや『モノノ怪』まわりで動きがあるとは思わず、気付いたら「海坊主」のコミカライズが刊行されていました。
ほんと、驚いたわ。

アニメ『モノノ怪』シリーズの2話目にあたる「海坊主」を、原作アニメに忠実に漫画した内容です。
以前刊行された「化猫」よりも、より画面が見やすくなっている感があります。
それでいて、漫画なのでモノクロ印刷なのに、原作の色彩を感じさせるトーンがステキ。
相変わらず蜷川さんの作画が神がかってます。

船に乗り合わせた7人と薬売りが海のモノノ怪に遭遇する中で、一つの過去が紐解かれる展開が美しくももの悲しい物語です。

今回、この漫画を読んで「すごいなー」と思ったのは、海座頭の科白が全部若本声で脳内再生されたこと……。
これはもう、呪レベルで頭に刻み込まれているようです。

よしながふみ 『きのう何食べた?』9巻

Category : コミックス
きのう何食べた?(9) (モーニング KC)きのう何食べた?(9) (モーニング KC)
(2014/08/22)
よしなが ふみ

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8巻のヒキで気になっていた、スーパー「ニュータカラヤ」閉店ネタからスタートの9巻。

現在の住まいに越してきて2年の間に、最寄スーパーが2回も経営が変わった経験から、このネタは他人事じゃなかった。
ま、大体居ぬきで別のスーパーが入りますけどね、ええ。
それにしても、巻数も9巻まで来ても、物語のテンポもレシピのバリエーションも落ちないところがすごいよな、このタイトル。
個人的に今回「!」となったのは、ブロッコリーの海老あんかけ。
小エビスキーとしては、これはすぐ取り掛かれて有難い1品です。

そして遂にシロさん50歳の大台に突入。
見た目若いから気付かなかったけど、主要登場人物の平均年齢高い漫画だって再認識……。

朱戸アオ 『Final Phase』

Category : コミックス
Final Phase (PHPコミックス)Final Phase (PHPコミックス)
(2011/12/23)
朱戸アオ

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『ネメシスの杖』が面白かったので、こちらも手を出してみた次第。

湾岸地区の新興地域・潮浦で、容態急変の患者が多発する。潮浦総合病院の医師・鈴鳴と国立疫病研究所の羽貫は、これが感染症であると判断し、対応に乗り出すものの、感染者は増え続け―――といったイントロ。

タイトルはウイルス感染警戒レベル4「最終段階」を意味します。
最初は風邪の諸症状に見えた特徴が、急激に激変し死に至る感染症だとわかる(実在するハンタウイルスを題材にしています)辺りや、湾岸地域ということで隔離対策が行われ健常者も潮浦から出られないなど、パンデミック対策がリアリティをもって描かれています。
特徴的なのは、映画にあるようなパニックものではなく、治療法のない感染症を如何に押さえていくかに突化した医療ドラマである点。
身近な人の死や、残された人間たちの「災害ユートピア」など、要素が過不足なく盛り込まれ、きちんと物語が収束する朱戸氏の構成力が見事な一作です。

惜しむらくは画力が物語に付いてきてない点。
これがもったいなくてもったいなくて、読んでいて歯がゆかったです。

青木朋 『天空の玉座』1巻~

Category : コミックス
天空の玉座 1 (ボニータコミックス)天空の玉座 1 (ボニータコミックス)
(2013/09/13)
青木 朋

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天空の玉座 2 (ボニータコミックス)天空の玉座 2 (ボニータコミックス)
(2014/04/16)
青木 朋

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現在2巻まで刊行されています。
中国歴史ものは青木氏の得意ジャンルですから、安心して手を出した新シリーズです。

市井で育った珊瑚は、実は反逆罪で五親等まですべて処刑された姫家の姫君だった。
宦官となることで首の繋がった珊瑚の兄は、今では姫家を滅亡させた皇太后の側近となっていた。
何も知らない珊瑚は兄に引き取られ、後宮へ入る事になるが―――といったイントロ。

舞台の中国王朝は架空の設定のため、皇太后のモデルは清朝の西太后だったり、ぼんくら皇帝は前漢の宣帝がモデルだったり、いろんな要素をうまく絡めて物語が進んでいきます。
主人公の少女・珊瑚が天真爛漫で行動力のある可愛い女の子なので、なんだか和やかに眺めてしまいますが、実際の政争の中身は全く容赦ない展開です。
へんな溜めがなく、さくさく物語が進むので、これも全5巻あたりでエンドマークがつきそうな予感。
シビアな物語大好物なので、このシリーズも完結まで追っかけたいと思います。

他、雑感。
・お兄さんの蓬莱、綺羅綺羅しい美形なんだけど、歩んできた人生が年齢に見合わないほど酸鼻を尽くしていて絶句。
・そして演技かと思ったら、本当のシスコンだった。
・なんとか生き伸びているかと思った育ての父はやはり死んでいたのか……。ほんと容赦ないな、この物語。
・美魔女の皇太后、最初は珊瑚を可愛がるセレブな御妃様かと思ったら、やっぱり権力欲の権化だった。
・2巻巻末のおまけ漫画が……。すげえな宦官って……。
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